2009年04月16日

桜寿司、梅干しの酢で桜色に

sakura.jpg桜前線が南から北へ北上する季節になる頃には梅酢を使って桜寿司を作ろう。梅干しを漬ける梅酢を捨てないでおき、寿司を作るときに使いましょう。昆布だしでご飯を炊き、むれたら寿司桶に移して粗熱を抜いてから塩と砂糖をふり、それに梅酢を満遍なくふりかけましと、白いご飯がきれいな桜色染まります。又紅花のべにの色素を使っても鮮やかな桃色に染まります、紅花の色素は赤と黄色に分かれます。赤と黄色に分ける技術大変難しいと聞いています、昔、赤は口紅の材料として重宝されたそうです。 芭蕉さんが尾花沢に10日間逗留したとき、鈴木清風さんという俳人が接待をしをしています。彼は富めるものなれど、心いやしからずと云っております、鈴木家は紅花で商いをして最上川から舟で京の都に紅花を運び紅花大尽と云われる位蓄財を成した人物である。「黄色」は黄色の色素を使ってラーメンの麺を作ったことがあります、規水が入らないラーメンの麺である黄色の色素は殺菌作用があり生麺に製造しても大凡1ヵ月間放置していても劣化しなかったことで驚かされたことがあった。然しラーメンの麺は規水が入った麺でないとラーメンの味では無いと思われた。寿司の話から脱線してしまいましたが椎茸、人参、竹の子、ふき、などの季節の野菜を使って別々に味付けをして混ぜ合わせること、その上に錦糸卵をあしらい青み野菜もあれば彩りもきれいです。梅干しを漬ける時に出る梅酢も青梅(半夏生の時季)の芽を取って塩をふりかけ手でゴロゴロ転がしながら出てくる梅酢も梅と同じ薬用効果が素晴らしいものです。毎朝食膳に盃一杯飲むと食欲がわき健康には欠かせないものであるとのことです。


Posted by ぴぴ at 20:16│Comments(0)
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