2009年03月30日

花笠パレードの歴史

「おばなざわ花笠まつり(花笠パレード)」の歴史についてちょこっと調べてみました。
元々は尾花沢村鎮守諏訪神社の祭礼がルーツだそうで、この諏訪神社の尾花沢鎮座は、古代まで遡ることができて古くから地域の人の厚い信仰に支えられていました。特に江戸時代には尾花沢代官が「郷村触れ」をだして参詣を推励しています。当時の賑わいは文政十二年(1829)にまとめられた前句付集「古吟集壱万句寄」に「押分けられぬ程の賑わい 笠の波うねる詣の諏訪の海」と謳われるほどでした。諏訪神社拝殿は、寛政三年(1791)に建てられたものですがその頃から 「祭り囃子」は行われているようです。お囃子の曲調は、京都の祇園囃子の系統を継いでいるそうです。現在の「おばなざわ花笠まつり」はこの諏訪神社祭典の流れを継ぐもので神輿渡御、囃子屋台巡行、豊年踊りが行われます。特に豊年踊りは梺町・中横町・上町に新町の四組割で行われます。花笠踊りは徳良湖築堤工事の「土搗き唄」に由来していて踊りは地区ごとに特色を持ち上町流、原田流、寺内流、安久戸流など、それぞれの地名をつけて今に至っています。

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Posted by ぴぴ at 18:27│Comments(0)
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