2009年03月30日

尾花沢の歴史1

美味史探究では地域の歴史もわかりやすく取り上げています。そこで今回は尾花沢の歴史についてふれてみます。尾花沢が広く知られることになったのは俳聖芭蕉の不朽の名作「おくのほそ道」です。芭蕉は出羽の豪商で旧知の俳友である鈴木清風を訪ね。当地の俳人たちと交流し多くの俳句を残しました。また地元の人々にすすめられ、山寺に行き有名な句「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」を残しました。結局芭蕉は尾花沢に十泊逗留しています。このときの尾花沢は十七世紀前半に町としての形態を整えた、羽州街道宿場町として人々が往来した幕府代官の陣屋町としての性格を兼ね、尾花沢代官所は「北限の代官所」であり、尾花沢小学校が尾花沢代官所跡です。尾花沢小学校には当時の尾花沢(村)の絵図が残されています。




Posted by ぴぴ at 18:18│Comments(0)
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